平凡な人生にスパイスを。
人生も料理のように美味しく食べたい。 感動したものや、刺激を受けたこと、悩みなど、超個人的喜怒哀楽日記。
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2005年10月21日 (金)
童心にかえって。



小さい頃、サーカスを見に行った記憶がある。
親と行ったのか、友達と行ったのか、年齢や場所も覚えていないけれど
空中ブランコやライオンの炎くぐり。
あんなのもたまにはいいかな、
と特に期待もせず、軽い気持ちでアレグリアを見に行くことに。

一番安いチケットを購入したため席は一番後ろの端っこ、
とあまり良いものではなかったが
ステージまでの距離もそんなに遠くなく、
可愛い照明と静かに流れる音楽、
会場で飲んだ赤ワインが意外に美味しく、どんどん気分が高揚していくのが分かった。

開演時間の少し前
それは静かにはじまった。
観客に紛れて歩いていてり
舞台に不思議なステップで動いていたり
絵本のような空間に、私はすっかり飲み込まれていた。

まるでフランス映画に使われていそうなアコーディオンの切ない音楽と歌声
シュールな雰囲気と衣装のバランス
人間の体の美しい動き
それはサーカスというよりも芸術。
すっかり舞台に見入ってしまった私は不覚にも涙を流していた。

人は本当に美しいものに触れた時も、涙する。
覚えている限り、芸術に触れて涙するのはこれが人生で2回目だった。
1度目はルーブル美術館
まだ若かった私は有名な作品を見てもその良さをまだわからず、
館内でデッサンをする人を眺めたりしながらなんとなく色々な作品を見ていた。
その中で、一つの像が私の目にうつった。

両腕もなく
顔もなく
翼の生えた女神の像

なぜだかわからないけれどその像から目が離せず、
ずっと見ていたい衝動にかられた。
そして、私の目からは涙が溢れていた。
(後に、その像がサマトラケのニケ、勝利の女神の像であると知った。
有名なものなのに、不勉強な私はそれすら知らなかった。)

さて、
そんな素敵な舞台であるにも関わらず、
私には全く附に落ちない点が一つ。
それは隣の女が騒々しいということ。

がんがん音楽かかっているテンポの良い元気なシーンだけならともかく、
優雅な音楽に空中ブランコ
美しくもアクロバティックな構図にうっとりいている横から、

「あ〜!!すご〜〜〜い!!!」
「ヤバイヤバイヤバイ〜」


ヤバイのはお前のそのアニメ声だろうがよ

ゴツイ男の人が炎をグルグルまわし、人間の強さ、火の美しさ
自然てすごいな…なんて感じている横で

「熱い〜!熱い熱い!!!」と叫ぶ。

いや、お前は熱くないだろ!

と心の中でつっこんでみたり。
始まりから終わりまで、隣の女性は叫びっぱなしなのでした。

ともあれ30分の休憩を含め、2時間半。
人間の動きや衣装、音楽の美しさあり
コメディタッチな抜きの部分もあり
空中ブランコや軟体人間(?)等魅せる部分あり
本当にうっとり。
あのCMじゃなければ、もっと早く見に行ったかもなぁ…。
存分に満喫した私は音楽を気に入りCDまで買って帰ったのでした。

051021_2140~001.jpg


本日の収穫 アレグリア2、本当に最高◎
★★★★★

絶対また見に行きたい!
気になるのでサルティンバンコやキダムもDVD買っちゃおうかな…。

  
# | 2005/10/21 23:29 | 芸術 | Comment (0) Trackback (0) |
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